アルファロメオ147 セレスピード変速不良 修理

アルファロメオ147のセレスピード変速不良修理です。

症状としては、2速から3速へ上がる時にギアが抜けてしまいニュートラルに入ったままになるというものです、エンジンを掛けなおすと1速に入るが走ると同じ症状になるようです。

セレスピード警告灯は点灯していません、セレユニットのオイル漏れは無くオイル量も正常です、ポンプの作動音が通常より長いです、アキュムレーター(油圧を貯めるタンク)の不良が濃厚です、今後の事も考えてポンプも同時交換します。

 

 

 

 

 

左ヘッドライトの奥にポンプがありますのでフロントバンパー及び左ヘッドライトを外して左フロントタイヤとフェンダーライナーも外します。

 

 

 

 

 

オイルラインを外して3箇所ナットを取って、ポンプを外します。

 

 

 

 

 

ポンプとワッシャー2枚を新品に交換します。

次にバッテリーと台座を外してアキュムレーターを交換します。

 

 

 

 

 

アキュムレーターの固定ベルトと邪魔になる左側のステーを外し、本体を27mmの薄型スパナで外します。

 

 

 

 

 

ポンプリレーも交換した形跡が無いので交換しておきます、場所はバッテリー左側の四角いボックス内です。

 

 

 

 

 

純正指定オイルのTutera cs speedを使用します。

テスターにてキャリブレーションを行い、試運転をして問題なく変速する事を確認して完了です、修理後は小気味よく変速するようになりました。

ありがとうございました。

 

 

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