オートマの変速ショックと3速固定の症状が出るC3の修理入庫です。
AL4の弱点ですね、テスターでソレノイド不良を確認して早速交換していきます、ATFを抜いたらATオイルパン周辺のCPUなど邪魔になるものを外していきオイルパンを外してバルブボディを取り出します。
バルブボディを分解清掃してソレノイドを交換、オイルパンパッキンと本体側Oリング2個も交換、オイルパンの磁石も鉄粉まみれなので綺麗にします。
ATFはWAKOSプレミアムSを3L程度注入して、テスターで油温を見ながらオイル量を調節、カウンターリセットなど初期設定をして完了です。
実は入庫時にラジエター冷却水が減っていたので下廻りを見たら漏れていたのでお客様に連絡しこちらも修理する事に。
下廻りの向かって中央右寄りに冷却水が垂れています、そうなるとサーモスタット周辺が疑わしいです、バラして確認するとやはりサーモスタットハウジングからの漏れでした、部品を注文して交換していきます。
サーモスタットと同時交換するのは変換コネクター、ヒーターホース2本、サーモ~ウォーターポンプのデリバリパイプ、リザーブタンクまでのパイプホースです、ウォーターポンプは漏れも無いので今回は見送りです。
エア抜きと漏れ確認して試運転します、オートマはとてもスムーズな変速になり良い感じでした。
ありがとうございました。