お客様の車両でエアコンの風が出なくなってしまったプジョー207GT修理です。
グローブボックスを外してブロアファンを点検しましたがブロアファンは故障していませんでした、原因はファンの強弱を制御するファンレジスターでした。
ファンレジスターはブロアファンの下あたりについています、コネクターを2本外してビス1本外せば引き抜けます。
ファンレジスター故障の場合は送風が常にMAXになったり勝手に強弱したりすることもあります、今回のように風が全くでない場合、ヒューズ切れやブロアファンの故障も考えられるのでそちらも点検した方が良いですね。
エンジンマウント交換は、別途頼まれたオイル交換でドレンボルトを締め付けた時にエンジンが前後に大きく動くので良く見たら下側のものが断裂していたので相談のうえ交換しました。
走行中のエンジンは常に振動しています、それを3、4か所で車体へ支えつつ制振しているエンジンマウントは重要な役割をしているので断裂などの場合は即交換したほうが良いです。
お客様はこの時期で寒かったので助かりましたと帰って行かれました、ありがとうございました。