ユーザー様の車両でエンジンルームからの異音を点検修理です。
点検したところ、オルタネーター(ダイナモ)からの異音でした、ベルトをかけるプーリー部分にガタで出て『ゴロゴロ・ガラガラ』を言った音が出ていました、削れた鉄粉も周囲に飛び散っていたので分かりやすいですね。
オルタネーターの脱着はスペースもあるので比較的スムーズにいきます。
今回は、お客様と相談のうえ車の走行距離などを考慮しオルタネーター脱着のついでにウォーターポンプの交換も行いました。
ここでイレギュラー発生です、ラジエターキャップを外す時にキャップ口のバイパスパイプがポッキリと折れてしまいました(汗)
そんなに強打していないのになぁと思いながら折れたパイプを触るとパリパリと砕けました、これは経年劣化で弱くなっていて遅かれ早かれでしたね、むしろ走行中などに折れなくて良かったと思います。
お客様に相談しラジエター交換する事に、念のため他の樹脂パーツも確認しましたが他は大丈夫そうです。
すべて組み終えたら冷却水をいれエア抜きして水漏れや異音の確認をして完了です。
このように国産車でも故障はするので定期的な点検やメンテナンスは重要と言えます、『国産車だから大丈夫』ではなく時には愛車の定期点検を!
ありがとうございました。